月例研究会

 当振興会の月例研究会は1989年5月23日に第1回が開催され、今年で35年目、これまで計360回以上の研究会を開催してまいりました(2024年3月現在)。
 現在この研究会は、個人会員(A会員)・団体会員(B会員)の個人・団体によって構成され、通常毎月1度火曜の午後2時より4時まで、本願寺同朋センターにて研究会を開催しています。
 報告は会員によって行われ、本願寺教団と部落差別の歴史や現状、課題の報告をはじめ、各教区での同朋運動の現状や地域的な差別事象の報告などを行い、全国での運動の現状と課題を共有し、差別問題に取り組むものの相互研鑽、情報交換の場として、活発な意見交換がなされています。
 同朋運動、特に差別問題等の連続した研究会の開催は、本山や各教区においてあまり例が見られません。このような継続した学びによって新たな視点・課題が明らかになります。また教団と部落問題の関わりを学ぶことによって、さまざまな差別事象の固有の課題が見えてきます。
 人権意識の高まりとともに、部落問題についての取り組みに加え、その学びの深まりの中で、他の様々な差別事象についても取り組みが進められています。
 こうした中で、改めて教団と部落差別の関わりを明らかにする重要性を認識し、連続した学びを深めなければなりません。

趣 旨

 今日の宗教と部落差別を取り巻く情勢、特に本願寺教団における同朋運動の歴史的経緯を踏まえ、それらの問題点と方向性を探ってゆく。また、部落解放を願う者として会員の相互研鐸を行う。

内 容

①開催日  2024年度開催予定

       4月23日(火)

       5月14日(火)

       6月11日(火)

       7月 9日(火)

      10月 8日(火)

      11月12日(火)

      12月10日(火)

       1月21日(火)

       2月18日(火)

       3月11日(火)

月1回、午後2時より。2時間程度(主に第2・第3火曜) ※8月・9月は開催いたしません。

②会場

本願寺同朋センター 2階研修室

③形式

会員による研究発表報告

特 典

①月例研究会への案内と出席
②報告書・発表レジュメ・資料の送付
③当会発行図書の割引頒布(個人会員20%割引,団体会員25%割引)
④当会機関紙「振興会通信」の送付(隔月)
⑤『同和教育論究』の送付(年2回)
⑥本願寺同朋センター所蔵図書・資料の閲覧

会 費

年会費 ●個人 10,000円  ●団体 30,000円

お問合せ

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